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今年の講演会には、小川 洋子氏(昭和41年・史学科卒)をお迎えします。「植物学の祖」と言われるテオプラストスの『植物誌』を翻訳された小川氏から、珍しいギリシアの植物の挿絵や画像をご紹介頂きながら、古典の翻訳や、古代の植物と植物学にまつわる興味深いお話しを伺います。

皆様お誘い合わせの上、多数お越し下さいますようご案内申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①日 時  平成28年4月23日(土曜) 10:30~14:30 (受付 10:00~)

②場  所  ホテル北野プラザ六甲荘 (昨年平成27年度4月支部総会開催会場と同じ)     

        

〒650-0002 

神戸市中央区北野町1-1-14   TEL:078-241-2451    FAX:078-241-2497

 

アクセス:

●JR・阪急・阪神・市営地下鉄三宮駅より山側へ徒歩約12分。 タクシーで約5分

         

●ホテルマイクロバス:

9:50と10:10に運行(定員:24人) ご利用の方は乗り場にてお待ち下さい。

        

 [駐車場ご利用のお願い]

駐車台数に限りがあり、ご利用頂けない場合がありますので、公的交通機関をご利用下さいます様お願い申し上げます。

 

 

③ 会次第   

 第一部 講演会 10:30~12:00    [2F レモンバーム]

                    講演者:小川 洋子氏

         演 題:『古代ギリシアの植物学』~テオプラストスの『植物誌』を通して見る

                          古代ギリシア人の生活と自然観~

 

 

≪講演概要≫・・・小川先生より・・・

 「ギリシア古代の人々は植物をどのようなものと考えたのだろう。どのように栽培し、利用したのだろう。こんな疑問に答えてくれるのが紀元前314-300年頃に書かれたテオプラストスの『植物誌』です。当時は今よりずっと植物が資源として重要な時代でしたから、そこには植物の性質を知り、効率よく殖やし、無駄なく利用するための工夫と知恵が詰まっています。 また、民会や酒宴にまで被って行った花冠や、人畜の糞尿を使い分けた集約的有機農業など、古代ギリシア人の日常生活を垣間見せてくれる記述もあります。優れた植物観察を記録し、テオプラストスが考案し今も使われている分類法(高木、低木、小低木、草本)や、近代まで信じられた自然発生説への疑いなどの先駆的な見方を記した書物でもありました。 この『植物誌』を通して、古代ギリシア人の生活と知恵に触れて頂きたいと思います。 はるか昔のギリシアが一寸親しいものになったと感じていただけましたら幸いです。」

 

    ☆・☆・☆・☆・☆・ ≪小川 洋子氏のプロフィール≫・☆・☆・☆・☆・☆

・1943年 鹿児島県生まれ

・1966年 お茶の水女子大学文教育学部史学科卒

・1974年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学

・2015年迄 金蘭千里大学などで非常勤講師として勤務

★・・・主な訳書・・・★

 テオプラストス『植物誌1』(2008年)、

『植物誌2』(2015年)(京都大学学術出版会)

 フィンレイ編著『西洋古代の奴隷制』(共訳、東京大学出版会)                        

 クラウト編著『ロンドン歴史地図』(共訳、東京書籍)

           ストライスグス『ギリシア』(国土社)       

 

※ 尚、第一部講演会には一般の方にも多数来て頂きたいと思います。 

    お友達やご家族を是非お誘い下さい。講演会参加費は500円です。 

                 お問い合せ:支部長・八木 和子 【Tel:072-773-6117】

 

 

第二部  総会・会食 12:30~14:30   [2F フェンネル]

 “祝”卒業60周年~ 藤井 淑子姉(食) 森 貞子姉(音)~「心よりお祝い申し上げます。」          

 ④ 会費  5500円 (第一部の講演会参加費も含まれています。)

⑤ 出欠申し込みは、同封の葉書で4月10日までにお願いいたします。

キャンセル料は4月21日(18時)から発生いたします。

 

 

※また、会食に際し、アレルギーのある方は、上記申し込み葉書にて事前にご連絡下さい。

  ・支部会員で第一部、講演会のみに参加ご希望の方も、上記ハガキにてご連絡下さい。

   ・JR三ノ宮駅東口北側タクシー乗り場から24人乗りのホテルマイクロバスが、9:50と10:10

    に2便、運行致します。ご利用ご希望の方は、乗り場にてお待ち下さい。 尚、

    人数が多い場合、ご乗車いただけないことがあります。

 

 

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